石綿調査者資格取得

エンジニアリングチームの北村です。

先日、石綿調査者の資格を取得しました。

2023年(令和5年)10月1日から、有資格者による、アスベストの事前調査・分析が義務化されております。

アスベストは建築材料として耐火・断熱・防音などの用途で広く使用されてきました。
2006(平成18)年9月より製造・使用等が全面的に禁止されましたが、現在もアスベストを使用した建物は多く残っています。

アスベストは、ヒトの髪の毛のよりも非常に細く、肉眼では見ることができない極めて細い繊維からなっています。
そのため、飛散すると空気中に浮遊しやすく、これを吸引すると肺の組織内に長く滞留することになります。
この体内に滞留した石綿が要因となって、肺の線維化やがんの一種である肺がん、悪性中皮腫などの病気を引き起こすことが分かっています。

また、石綿関連の疾患は潜伏期間が20〜50年と非常に長く、退職後などに発症する例も少なくありません。

自身と、仲間たちの未来を守るためにも、正しい知識を身に着け、正しい作業を徹底していきたいです。

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